「シーバー病は休めば治りますか?」
お子さんのかかとの痛みで、
このように不安に思う親御さんは少なくありません。
結論からいうと、
休むことで痛みが落ち着くことはあります。
ただし、
休むだけで再発しにくい体になるとは限りません。
シーバー病は、
成長期の子どもに多いかかとの痛みです。
「踵骨骨端症」とも呼ばれ、
歩く・走る・ジャンプする動作で、
かかとに痛みが出ることがあります。
※シーバー病・かかとの痛みに
関して詳しく知りたい方は
こちら
日本整形外科学会でも、
ランニングやジャンプ動作の多いスポーツでは
足の慢性障害が起こりやすく、
足の使いすぎだけでなく、柔軟性の低下、
筋力不足、足の形、
靴、路面なども背景になると説明されています。
そのため、
痛みが強い時期に練習量を減らしたり、
休むことは大切です。
特に、
- 歩いても痛い
- 足を引きずる
- つま先歩きになる
- 練習後だけでなく翌日も痛い
- 痛みをかばって動きが崩れている
このような場合は、
無理に続けない判断が必要です。
ただ、ここで大切なのは、
休むことと、
再発しにくい状態になることは別
という点です。
休めば、かかとにかかる負担は一時的に減ります。
そのため痛みは落ち着きやすくなります。
しかし、
練習を再開したときにまた痛くなる子は、
かかとに負担が集まる体の使い方が変わっていない
可能性があります。
たとえば、
- ふくらはぎに頼りすぎている
- 足首がうまく使えていない
- 股関節で体を支えられていない
- 体幹が不安定
- 着地や走り方でかかとに負担が集まる
このような状態があると、
痛みが引いても、
再開後にまたかかとへ負担がかかります。
シーバー病というと、
かかとやふくらはぎに目が向きやすいです。
もちろん、
痛みが出ている場所を確認することは大切です。
ただ、かかとだけを見ていても、
なぜそこに負担が集まったのか
までは見えないことがあります。
かさはら整骨院では、
シーバー病を
「かかとだけの問題」とは考えていません。
かかとの痛みを確認したうえで、
- 足首の動き
- ふくらはぎの硬さ
- 股関節の使い方
- 体幹の安定性
- 頑張りすぎている筋肉
- うまく働いていない筋肉
- 走る・跳ぶ・着地のクセ
まで確認します。
シーバー病で大切なのは、
痛みを我慢して続けることでも、
ただ休んで終わりにすることでもありません。
痛みを落ち着かせる。
負担が集まる理由を確認する。
再発しにくい体の使い方を覚える。
この流れが大切です。
お子さんのかかとの痛みが休んでも繰り返す場合は、
かかとだけでなく、
体の使い方まで確認してみることをおすすめします。
参考文献・参照元
・日本整形外科学会:足の慢性障害
・いしがみ整形外科:シーバー病
・新横浜整形外科リウマチ科:シーバー病・踵骨骨端症
コラム執筆・監修者
厚生労働大臣認定 柔道整復師
JTAフラッシュリプロ療法認定インストラクター
KTRテクニック認定インストラクター
経歴
葛飾区内接骨院勤務 5年
大田区内整形外科勤務 4年
2018年2月 東京都大田区大森西三丁目
かさはら整骨院
かさはら整体院を開業







