オスグッドを知ろう
スポーツ活動を行っているお子さんをお持ちの親御さま
こんなことがありませんか?
・子供から急に「膝が痛い」と言われた
・前々から膝が痛かったんだけど我慢して言ってくれなかった
・練習や試合の応援に見に行ったらいかにも膝が痛そうな走り方、歩き方をしている
・子供がやけに普段の階段の上り下りが痛そうにしている
・スポーツを休めば膝が痛いのはおさまるが、再開するとまた痛む
・膝のお皿の下がポコッと出ている
もしかしたら、それはオスグッドかもしれません
オスグッド病/オスグッドシュラッター病とも言います
小学生から中学生の間の子供が
大きく成長する時期のスポーツ少年、少女におきやすいため
【成長痛】という認識で広まっています
ですが、基本的にスポーツによって発症することが多いこのオスグッド
果たして【成長痛】という一言で片付けていいのでしょうか
まずはオスグッドとは
どこがどうなっているのか
どういう症状なのか
知っていきましょう
オスグッドの病態
膝の骨は大まかに
・大腿骨(だいたいこつ)
・膝蓋骨(しつがいこつ:俗にお皿の骨と言います)
・脛骨(けいこつ)
で構成されています
大腿骨の前側にある太い筋肉、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という筋肉が
お皿の骨をまたいで
脛骨の前側上部にある脛骨粗面(けいこつそめん)という場所にくっ付きます
その脛骨粗面が大腿四頭筋(膝蓋腱:しつがいけん)によって
上方向に引っ張られることにより
脛骨粗面部が炎症を起こし
膝の前側の痛みとして現れます
また、牽引力が長期に働きすぎると
病院では骨が剥がれている、剥離している
と言われる方も少なくありません
レントゲンやMRIにて剥離した骨があれば
確定診断することができます
進行していくと
脛骨粗面部がぽこっと膨れている子供たちもいらっしゃいますし
親御さんの中には今現在でもぽこっと骨が隆起されている方も
いらっしゃるのではないでしょうか
※オスグッドと近いところで
鑑別が必要になるのが
・ジャンパーズニー、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)
・シンディングラーセン-ヨハンソン病(SLJ病)
がありますが
こちらは別記事でご紹介します
症状
・お皿の下の骨がぽこっと出ている/腫れて熱がこもっている
・その部分(脛骨粗面)を押すと痛い
・スポーツ中、またはスポーツ後に痛く、時間経過とともに痛みが引いていく
・休めば緩和するが活動を再開すると痛みが再発する
などが挙げられます
そのほか特徴として
・9歳〜18歳とスポーツをしている成長期の子供
・男女差はスポーツ人口比の多い男子に多い
・真剣にスポーツに取り組んでいる子供
近年、いろいろなスポーツが子供たちの選択肢と上がってきた今
このスポーツがオスグッドなりやすい
このスポーツならオスグッドはなりにくい
と評価される方もいらっしゃいます
それこそ一昔前は
ジャンプ競技に好発する(バレーボールやバスケット)
急激なストップ動作のある競技は起こりやすい(野球やサッカー)
と言われていました
多様性が広がった今
熱心に取り組んでいればいるほど
競技に関係なくオスグッドは発症しやすい
と思っていて下さい
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